育てやすさ

 明莉は、ダウン症児の中では、育てやすく、表情も豊かで、また人の顔を伺うのも上手(空気が読める)です。表情も発語も無い子供と比べたら、とっても育てやすいと思います。

 ダウン症は筋肉が弛緩しがちなので、口を開け、舌を出していることが多く、事実明莉もそうなのですが、頻度は減ってきた感じがします。カラオケが好きなのですが、音痴です。何を言っているのか聞き取りにくいし、音程もほぼ一定で、抑揚がありません。でも、マイクを渡していたら、ずっと歌っています。

 あと、明莉は、好き嫌いがありません。私が、冗談半分で、小さい頃から、キムチとか辛口のカレーライスを少しだけ食べさせていたこともあって、今では、辛い物もOKです。何と言っても、米は好きですね!放っておいたら、3杯でも4杯でも、おかわりします。ただ、あまり噛まずに食べているので、食べ過ぎた時は、しばしばお漏らしをしてしまいます。

 怖い人の言う事は聞きます。私と長女の命令にはたいてい従います。妻は馬鹿にされているのか、妻が命令しても、ニヤッと笑い、おちょくってる感じが時折します。「一番、感謝しなければならない人なのに、知らないよ~!」と明莉に言いたくなりますね!

 年の離れた三女とは、ライバル関係ながらも、楽しく家で過ごしています。もっとも、最近は、三女の方が賢くなってきて、下剋上状態です(笑)!