現在、明莉は中学校1年生です(平成30年)。小学校6年生の秋に、➀学区の公立中学校に行かせて、クラスは特別支援学級でという案と、➁特別支援学校に行かせる案がありました。
➀は、やはり、小学校の友達がたくさんいるということで、明莉もある意味安心できますが、とは言っても、回りは皆、思春期真っただ中の健常な中学生ばかりです。明莉を奇異の目で見たり、イジメまがいのことをしてくる子供達もいあるかもしれません。それに、通常学校の支援学級ですので、学業や生活のサポート体制が十分ではないと思います。
➁は、知的障害の子供達ばかりなので、明莉にしてみては、ある意味安心できる環境かもしれませんし、何よりも生徒1名に対する先生のサポートが充実しています。先生の数も多いです。ただ、デメリットは、通学です。スクールバスがもちろんありますが、バス停も限られていますし、遅刻は厳禁です。あとは、誤解のある表現とは承知の上での発言ですが、全体的な学業レベルは低いので、常に上へ上へ積極的に目指すということはありませんので、本当に明莉にとってそれがいいのか最後まで悩むところでした。
結局のところ、我が家では➁を選択しました。結果、回りの人から聞いた話では、明莉は明るくなったとのこと。やっぱり、健常者と比較されやすい環境よりも、明莉は伸び伸び生活できているようです。クラスの中では、率先してできる方で、明莉と同じ感じのお友達と普段はいろいろお話して過ごしているようです。